酒膳　日野

  

先日ご紹介しただんご汁にはいっている「だんご」ですが、その名をやせうまといいます。

名前の由来は痩せた馬…ではなく、昔、大分のお殿様が「八瀬」という乳母に、おやつを意味する「うま(やせうまのことですね)」をちょうだい、といっていたのが由来だそうです(´ω｀)

きな粉とお砂糖をまぶして頂きます。

もちもちのやせうまにきな粉とお砂糖が絡んで美味しいです。懐かしい、優しい味がします。
  

おまかせコースでお出しする大皿料理の一例です。

ぜんまいの煮付け、卵、筍の煮付けやオクラごま和え、かぼちゃなどその日ご用意したお料理を盛り付けてお出ししています。
  

ママがだんご汁のだんごを作っていました


だんご汁は大分の郷土料理で、サトイモ、しいたけ、油揚げ、ごぼう、にんじん、大根や豚肉と小麦粉を練って作っただんごが入った味噌汁です。
お好みでゆず胡椒を入れて。

  

本日、松茸と栗をご飯に炊き込みました。
松茸は千葉から送っていただいたものです
松茸の良い香りが何ともいえません・・・！


また、大分の郷土料理、「琉球」も本日ご用意しております。
しょうゆやみりん・日本酒・すりゴマの中に二時間以上さばを漬け込んだお料理です。
「琉球」の名前の由来なのですが、本によると
沖縄方面へ出向いて取ってきた魚を使っている、からであるといわれているそうです。
この琉球は大分ではポピュラーで、居酒屋などにも必ずあるメニューです。
酒の肴にとても合います



  

昨日はお隣の子猫のマーちゃんの家から、庭でできたへちまをいただきました。

翡翠色の大きな立派なものでした。早速調理いたしましたら、きれいな色のままでとてもおいしゅうございました。



お客様も大喜びでした。新しいお野菜は美味しいですね。
今日は本土からのお客様なので近くのお肉屋さんでお肉のたっぷりついたソーキを求めて、大根と煮ました。


皆様喜んで下さる顔が目に浮かびます。

先日いただいた里芋は、ホタテの水煮と海老で炊きました。これもまたとても美味です。

本日のお刺身は福岡直送のひらめ、中トロ、ヤリイカ。みなぴかぴかです。


ヒラメは残ったら漬けにしてごま、のり、ねぎ、わさびを載せてお茶漬けにしたいですね。

…よだれが出てきました  

今年は下がり花がよく咲きます。六月ごろから咲き始めて、今回まで三回咲きました。

真っ白で潔よい花です。この木の根元にはチビタ君が獲物としてとってきたヒヨドリ、メジロ、ねずみ、セミ等が埋まっています。
そのたびきれいなお花になって戻ってきてねと声をかけて供養しています。

チビタもさすがに六歳にもなると穏やかになり私も心を痛めることが少なくなりました。



バナナも百本くらい大きくなっています。これは毎日お米のとぎ汁をまいていますので、そのおかげかと思います。

昨日はソーキと大根を煮ました。

大きく切った大根は甘みがあり口の中でとろけます。大根は、寒くなるほど美味しくなります。

今日は、頂き物の里芋を調理しようと思います  

家には二匹の看板猫がおります
1匹はチビタ。チビタといっても7キロもある雄猫です。

もう一匹は去年の11月に突然やってきた、肉芽腫という病気を持った雌猫のハナちゃんです。


二匹は仲良くとは行きませんがなんとか折り合いをつけて一緒に暮らしています。

お隣の新入り子猫ちゃんを待っている姿はほほえましい限りです。

猫にも相性があるのですね。

チビタ君はまるでちいさな恋人をあやすように遊んでいますが、いつもやっつけられています。
人間の世界と同じですね。


  

本日、日野ママ特製のちらし寿司をご用意しています。
  

本日のかぼちゃ煮物に使用しているかぼちゃは

『雪化粧』

という名前のかぼちゃです。
秋田からやってまいりました(´ω｀)

皮が白いのが特徴的です。
普通のかぼちゃに比べて甘く、ホクホク感があります。
  

OKINAWA 100シリーズ　和食100に日野が掲載されています！


巻末のスイーツページに手作りゆるゆるプリンも載っています。


この日野ママ特製「ゆるゆるプリン」。
その名のとおり、なめらかな舌触りと程よいカスタードの甘さとカラメルソースが絶妙！
皆様にご好評いただいております、一押しのデザートです。
ぜひ一度召し上がってみてください。  

沖縄もだんだん涼しくなってきました。
最近、日が落ちるのも早くなったように思います（´▽｀*）


さて、日野でも秋の味覚を使ったお料理が並んでいます。
　　

定番のぜんまいや筍の煮付け、ぬた和え等に加え
日替わりでメニューをおつくりしておりますので、
電話でご予約いただく際にお問い合わせくださいませ。
  

旬の食材を使った美味しい沖縄料理をはじめ、日野の生まれ故郷である大分の郷土料理まで取り揃えております。
お酒は沖縄の特産品でもある泡盛と、本土でも有名どころの日本酒の地酒もご用意しております。
中でも、他ではあまり目にかかることが出来ない貴重な泡盛の古酒は、常連の方々からは大変ご好評を頂いております。

「酒膳 日野」のメニューは、当日調達する食材によって変わるため場合によってはメニューは変わることがございます。
皆様に美味しい料理をご提供させて頂きたいための事情でございます。予めご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
※写真のメニューは一例です。

●おまかせコース

　3000円～

　・もずく酢
　・ジーマミ豆腐
　
　・本日のお刺身
　
　・大皿料理（ぜんまいの煮付け・干し筍の煮付け・ヤリイカのぬた和え・だしまき卵…など7品）
　

　・その日の魚・、または肉料理
　
　・豚飯（トンファン）
　
　※沖縄の宮廷料理の一つで、酒席の締めの一品です。
　・デザート


●単品料理

日野では、新鮮な食材をみなさまへご提供させて頂きたい為、仕入れ状況により一部メニューが異なる場合がございます。
予めご了承下さいますよう宜しくお願いいたします。

・石垣牛のステーキ 時価
・季節のお刺身 時価
・季節のお魚の塩焼き 時価
・季節のお魚の煮付け 時価
・干したけのこ煮つけ 500円
・ぜんまい煮つけ 500円
・やりいか、ねぎ、ぬた和え 500円
・かぼちゃ煮つけ 500円
・春雨サラダ 500円
・もずく酢 400円
・ジーマーミ豆腐 400円
・きんぴらごぼう 400円
・だし巻き玉子 400円
・ポテトコロッケ 600円
・ナーベーラー味噌煮 600円
・スーチカー 600円
・アグー塩焼 1,200円
・牛カルビ焼肉 1,200円
・だんご汁 700円
・豚飯 500円
・稲庭うどん 800円


●お酒


　・泡盛
　玉友（石川酒造）　 1973年
　首里王（端泉酒造） 1982年
　珊瑚礁（山川酒造） 10年古酒
　翠古（忠考酒造） old 3years　45度
　翠古（忠考酒造） 20度

　・日本酒
　・ビール（オリオン生・キリン）

上記以外にも、おいしいお飲み物をご用意しております。


  

はじめまして。

那覇市鏡原にある酒膳日野です。

大人が集う静かでくつろげる時間と空間。

旬の食材と自慢の古酒で、ゆっくり季節の料理を堪能していただければ幸いです。

お料理は単品からコースまで、ご予算に応じてお楽しみいただけます。
お気軽にお問い合わせください。

酒膳　日野

住所：〒901-0151　沖縄県那覇市鏡原町6-6
電話番号：098-857-7408
駐車場：4台

定休日：日曜日・祝祭日
営業時間：17:00～23:00

ホームページ：http://www.okinawa-hino.com/